2013年7月22日月曜日

English Boot Camp

English Boot Camp

なにを血迷ったのか、この週末は2泊3日のこのプログラムに参加して来ました。

きっかけは、先月上司から送られて来た一通のemail。

「週末の2泊3日なら業務にも影響なさそうだし、効果があるなら研修として良さそうだけどどうだろう?」

どうだろう?
どうだろう?って言われてもサイトを見ただけじゃわからない・・・

と言う事で、「面白そうだし、参加して確かめてみるか?」
と、まぁそんな軽いノリで申し込んでしまいました。
因に、現在会社の突貫型英語研修としては、富士山の裾野で缶詰になるこちら、ランゲッジビレッジを利用してます。
さすがにこちらは体験してませんが、受講した社員からの評判は上々です。

開催1週間前、主催者から案内とともに事前課題が送られて来ました。
3連休前でしたので、「まぁ、連休中にさらっと目を通しておくか・・・」
くらいに軽く考え、連休中は既報の通りで、目を通さず、連休明けていよいよ課題に目を通して愕然。

「わからん・・・」

さて、困った事になりましたねぇなどと、焦り始め金曜日になると申し込んだことを後悔している自分がそこにはいました。
「なんで申し込んだんだ?英語なんて喋れないのに(喋れないから意味あるんですが・・・)どうすんだ?みんなオレより若い人だらけじゃないのか?」
などなど・・・
でも、申し込んだからには行かない訳にもいかず、金曜日は社内セミナーの運営を終えて真っすぐ帰宅。
集合時間の22:00に間に合わせるべくクルマを一路、芦ノ湖キャンプ村へと走らせました。

22:00には間に合わず焦りましたが、22:15頃にキャンプ村に到着すると、丁度バスでいらした方々の送迎車も到着。
合流して2迫3日の宿泊場所になるコテージに案内されました。
と同時に、「ここに入ったら日本語は一切禁止です。携帯、スマホ、PCなどのデバイスも使用しないでください。とにかく、日本語に触れる環境を自ら作らないでください」
とのこと。
いよいよかぁ・・・と、ドキドキと焦りと心配とで、ちょっとナーバスになってました。
ほどなく先着組と合流し、今回の参加者8名全員集合。
(因みに現役学生の子が一人だけいましたが、あとは全員社会人。しかも同世代が3人もいまして、ちょっと安堵^^;)

まずはオリエンテーションという事で外に出て、芦ノ湖湖畔を暗闇の中、歩いて移動します。
移動した先では今回の講師、"General"児玉さんと合流。
挨拶とこの3日間のプログラムに置ける注意点などを確認した後、早速最初のプログラムを開始。

・英語を話す事の羞恥心を取り除く

これがテーマ。湖畔に向かって大声で叫びます。もちろん英語で。
声が出てないと何度でもやり直し。
最初はちょっと躊躇いましたが、大声を出してみると、さっきまでの緊張が少し和らいだ気がしました。
その後、部屋に戻って別のレッスンを開始。
初日の金曜日は、日付も変わって1:00に終了。

2日目。
あまり寝られずに5:30に起床。キャンプ村内を少し散歩。
起きていらした皆さんと朝食。
そうそう、この3日間は用意された食材で、すべて自炊です。
献立を紹介しますと、朝食はシリアルとフルーツ、昼食はホットドック、夕食はカレーライス、です。
で、朝食を終えて8:30にセミナー会場へ移動。
2日目のレッスンは、午前中が自分の大切な物を英語で説明したり、ボディランゲッジだけで相手に伝える事を実践したり、タブレットをつかって、表示された単語を、同じくタブレットで
繋がっているパートナーに英語で説明、制限時間内に答えるというゲーム感覚のレッスンをしました。
午後になると、ネイティブの方々と電話を使ってのレッスン。
与えられた条件の中で、
1. 旅行の予約をする
2. ミュージカルのチケットを予約する
3. 外国人に道案内をする
というお題でした。
相手はネイティブ。当然、ネイティブのスピードで会話がスタートします。
で、この3つをこなすと、もう時計は16:00。
その後は部屋に移動、事前に与えられた課題のセッションをします。
そして夕飯。ネイティブな講師陣も交えて一緒にカレーづくり。
つかの間のキャンプ気分でしたね^^

食事を終えると、いよいよこのキャンプでもっともきつかったプログラムが始まりました。
お題はこうです。
・アメリカのとあるビジネススクールでは毎年海外にビジネスをテーマにした研修旅行を行っており、
・今年は日本もその候補地のひとつとして挙ってます
・我々は旅行代理店の社員で、日本を旅行先に選んでもらうべく企画をたて、セールスしなければなりません。
・研修旅行先を決める権限はこの研修旅行の責任者役であるGeneralにあります。
・選んでもらうためには一方的に売り込むだけではダメで、相手のニーズを踏まえて提案しなければ当然採用には至りません。
・相手のニーズ、つまりGeneralのニーズはGeneralだけが知っており、それを聞き出ださなければ企画は立てられません
・コンセプト、企画概要、プレゼン資料の作成、それぞれに制限時間があります
という中で、プログラムスタート。
2人一組のペアに別れ、それぞれにネイティブの講師陣や運営スタッフがつきっきりでヒントやアドバイスをくれる中で課題に取り組みます。
詳細は避けますが、これは本当にキツかった。というかヘヴィでした。
20:30からスタートし、我々のチームがプレゼン資料を作り上げ提出したのが明け方4:00。
他のチームも早いところで2:30、最終組は5:00でした。
スタッフの方もそんな時間まで付き合ってくださいます。

そして日曜日。
7:30にセミナー会場に集合し、まずはプレゼンの準備。
提出した資料を、どうやってプレゼンするのか2時間で仕上げます。
そして9:30からプレゼンテーション。持ち時間は10分。
なんとか、リハーサル通りに出来ました。
その後最後のプログラムとして、事前課題の内容を全員でディスカッション。
ネイティブ講師陣も交え、討議。
3日間の締めくくりにGeneralからあらためて、
英語とはなんぞや?
英語を使う上で最も大切な事は何か?
という話があり、のべ3日間にわたるカリキュラムが終了。
その後は全員でBBQ。
アルコールも用意されてましたが、クルマなので当然我慢。
最後の最後に記念撮影をして解散となりました。

金曜の晩からの実質2日弱でしたが非常に濃い2日間でした。
僅かな時間ですから、英語のスキルが上がる訳ではありませんが、今持っているスキルを総動員して「相手に伝え切る」ことを学べたのは大きな収穫でした。
全体を通じてもBoot Campというネーミングに相応しいヘヴィーな内容でしたが非常に楽しかったです。
この厳しくも充実した時間をともに過ごした参加者とも定期的に連絡をとりたいと思います。
こんな週末を過ごす事が出来、会社にも感謝です。






修了証。ネイティブ講師の一人、我々のチームに付きっきりでコーチしてくれたKevinさんと。


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