2012年10月11日木曜日

もういちど、クルマと暮らす

もう既にお気づきの事と思いますが、「もういちど、クルマと暮らす」事にしました。
関係各位の了承もほぼ、なんとか頂戴しました。

この半年間、ユーノスロードスターの限定モデルであるM2 1001を探してもらっていたのですが、
それをStopして20代前半に憧れたあのクルマと暮らすことを決意しました。
古いクルマなので本当のところどうしようか悩んでいたのですが、先月発売された雑誌「NAVI CARS」で、
やはりご自身も先日もういちどクルマと暮らし始めた河西編集長のこのテキストに背中をドン!っと押され、
一歩前へと踏み出してみました。
以下引用させて頂きます。

「エンスー小僧だった二十代の頃、憧れていたけど手の届かなかったクルマ。それがまるでタイムスリップしてきたかのように目の前に現れたのだから。
もし手に余ったり乗る時間がなければ、そのときにまた考えればいい。そう気楽に考えることにした。
(中略)もしいまこの機会を逃してしまったら、一生乗れないかもしれないのだから」


そもそもロードスターと再び暮らす事を考え始めたのもこの春に発売されたNAVI CARSの01号に触発されてでした。
M2 1001を諦めてまで乗りたくなったそのクルマは、大学時代、当時付き合っていた女の子を送り迎えする道すがらのアルファロメオ専門ショップにあったジュリアクーペ。
いわゆる「段付」は当時憧れでした。
その後クルマを乗り継ぐうちに次第に忘れて行ったのですが、あろう事か今回その当時の気持ちを思い出してしまったと言う訳です(笑)

いくつかのプロショップをあたり、その中の一店舗に在庫としてあった、お目当てのロッソな彼女に週末会ってきました。
69年式後期型のロッソな彼女はそもそもダッシュボードやステアリングデザインに???だったのですが、実車を観たら余計に「ちょっと違うかな?」と思えてきて・・・
そんな時、その傍らに前日入庫したばかりの白い彼女がいました。
聞けば67年式の前期型。
67年。そう、僕の生まれ歳です。
ダッシュボードも、ステアリング形状も(後で替えるにしても)前期型の方がやはりしっくりきました^^;
お目当てだったロッソな彼女には目もくれず、そこからはいつものように早かったです(笑)

でも、ひとつ引っかかっていたのがバイク2台にその上クルマなんて大丈夫か?ということ。
しかも最近のクルマと違って、放って置くとすねちゃう事間違いなしな彼女。
正直に白状しますと、この4年間バイク2台体制で過ごしてきたけど2台を乗りながら維持することに少しストレスを感じてました。
ここに趣味性の高いクルマを加えるなんて、ストレスが更に溜まるなということと、現実問題として67年式の彼女と暮らすにはM2貯金だけでは足りなかったという事。
加えてこんな道楽三昧、家族に後ろめたい気持ちも重なって・・・
丸一日自分に向き合って考えた末、「何かを得るなら、何かを我慢」と決めました。
その上で、「3台体制になった場合どちらのバイクを乗らなくなるだろう?」と考え、結果Buellを手放したってわけです。

話し戻して新たな彼女。
本当はオリジナルコンディションで乗るほうが良いのでしょうが、当時あこがれたGTAルック化をお願いしました。
人生初のイタ車&旧車。
今後いろんな事が起こるのでしょうが、そんな事にもドキドキしながら約2ヶ月先の納車を待ちたいと思います。

最後に・・・
いつもの事ながら、速攻で所謂「ビビビ」と来た彼女に決めた訳ですが、旧車乗りの方からするとあり得ない買い方なんだなぁって、後から認識しました。
旧車乗りの皆さんは、知り合いの旧車乗りの方に同伴してもらって現車をくまなく観察するようです。
たぶん当たり前の事なんでしょうね。

今回僕はお店を決め打でした。
事前にメールでやり取りする中で、「信用出来るな」と感じたので。
それでも僕は良かったと思ってます。
まぁ、この先どうなるか分かりませんけどね。
自分で判断した事なので、その時は納得するでしょう。
でも、これから旧車を買おうと思っている方は僕のような買い方はしないでくださいね(笑)



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